Web Showcase(三次元空間)を使ってみよう

2023年3月23日

ウェブの画面を三次元空間のようにできるフリーのWordPressプラグインがあるというので導入してみました(このサイトはWordPressで作っています)。
Croquet Metaverse Web Showcase です。

■使い方

使い方は、画面右上 三本線Help にありますが、だいたい直感的にやってみれば大丈夫だと思います。といいつつ、少し説明しておきましょう。

——全画面表示

画面左上 四隅マーク(というのかどうか知りませんが)のクリックで全画面表示になります。もう一度クリクすると元に戻ります。

——移動

ホイール形の「ジョイスティック」、もしくはキーボードのWSAD前後左右に動くことができます。
見る方向を変えるのは、クリックしながらドラッグで。ホームボタン元の位置に。

——リンク

部屋の中に飾ってある写真などをクリックすると、リンク先のページが開きます。

■世界の共有

管理者の投稿の編集画面での使い方もとても簡単です。でも、一つだけ私がわからなかった点があります。以下、プラグイン制作者の大島さんに教えていただきました!

——世界の共有設定

Web Showcaseのブロックの設定に「SHOWCASEが見える範囲」という項目があります。
招待されたユーザーのみ」を選択すると、ページにアクセスした人は新しく作られた世界に入るので、そのページは自分だけの世界になります。
誰でも参加」を選択すると、ページにアクセスした人は同じ世界に入ります。定員は10人くらいだそうです。

——同じ世界への入り方

ちなみに、みなさんが見ているこのページは「誰でも参加」の設定です。
「招待されたユーザーのみ」に設定されたページ(こちらに用意しています)であっても、画面左下 人の+マーク、もしくは 三本線Invite をクリックすると出てくるQRコードもしくはURLを使えば、別の人(別のデバイス)に同じ世界に入ってもらえます。たとえば、携帯でそのQRコードをスキャンすれば、携帯が同じ世界に入ります。

——会話

電話マークを使えば、同じ世界にいる人同士(数人まで)で会話もできます! プラグインの説明によると、Dolby.io Spatial Audioという技術を使っています。そして、Dolby.io Spatial Audioの説明によると、それは三次元空間にいるように話者の声が聞こえてくる技術だそうです。実際に試したところ、Web Showcaseの中のアバター同士の位置関係でどちらの方から声が聞こえてくるかが変化しました。

■Web Showcase——使ってみてください!

赤いマークのある待ち受け画面が終了しても部屋が現れないときは、まずホームボタンを押してみてください。